有珠山

有珠山(うすざん)は、地球の活動を感じさせてくれる、生きている火山です。 有珠山は噴火を繰り返してできた山です。ここ100年の間でも、粘り気の強いマグマがいくつもの溶岩ドームを作るなど、噴火の度に山の形を変えてきました。 噴火は、山の麓で起こることもあります。2000年の噴火では、洞爺湖温泉と 虻田(あぶた)地区をつなぐ国道周辺に多くの火口ができ、周辺一帯の住宅や工場は 地殻変動や噴石の被害を受けました。 その一方で、有珠山の麓では1910年の噴火以降、温泉が湧き出すようになり、今も火山の恵みをもたらしてくれます。  

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